
当館で10月8日(金)公開の『由宇子の天秤』、10月10日(日)に春本雄二郎監督によるリモート舞台挨拶付き上映が決定いたしました!
【スケジュール】
10月10日(日)
本編上映 12:00~14:35
リモート舞台挨拶 14:35~15:05
【料金】
通常料金(各種割引利用可)
※招待券は利用不可となります。
Webでのチケット販売は、2日前の10月8日(金)0時より開始いたします。
窓口でのチケット販売は同じく2日前の、10月8日(金)営業開始からとなります。
「新型コロナウイルス感染拡大防止に関してご来場のお客様へのお願い」を事前にご確認いただき、徹底いただきますようお願い致します。
お守りいただけない場合はご入場をお断り、またはご退出いただくことがございます。
あらかじめご了承ください。
――――ゲスト――――
春本 雄二郎(はるもと・ゆうじろう)
1978年12月3日生まれ。神戸市出身。
日本大学芸術学部映画学科卒業後、映画やドラマの現場で10年間演出部として働くも、現在の日本の商業スタイルでは自分の理想とする表現はできないと判断し、独立映画製作の道を選ぶ。自身で脚本・プロデュースした初監督長編映画『かぞくへ』(2016)は、第29回東京国際映画祭に公式出品され、フランスで開催された第23回ヴズール国際アジア映画祭では、NETPAC賞(最優秀アジア映画賞)など3冠を受賞。ドイツ、オランダ、ポーランド、韓国の映画祭でも上映され、2018年に全国公開される。2019年、第33回高崎映画祭にて新進監督グランプリを受賞。
2018年に、独立映画製作団体『映画工房春組』を立ち上げ、「映画監督と市民が直につながった映画製作」を掲げ、活動をスタート。
2019年、「かぞくへ」製作以前から執筆・完成していた脚本『由宇子の天秤』を映画化するため、再び自身でプロデューサーとなり、映画監督の片渕須直と松島哲也からの支援を受けながら、製作資金、スタッフ、キャストを集め、同年12月に撮影。
2020年に完成した同作は、世界三大映画祭の1つ、第71回ベルリン国際映画祭のパノラマ部門にノミネートされる。同映画祭のアーティスティック・ディレクター、カルロ・シャトリアンからは「才能があり、映画製作について極めてクリアな考えを持った監督だ」と評される。
さらに韓国で開催されるアジア最大かつ唯一のメジャー国際映画祭、第25回釜山国際映画祭、コンペティション部門で日本人として12年ぶり、史上3人目となる最高賞・ニューカレンツアワードを受賞。また、中国の世界的映画監督ジャ・ジャンクーが設立の平遥国際映画祭では審査員賞と観客賞の2冠を達成。第21回東京フィルメックス、コンペティション部門にも選出され、学生審査員賞を受賞。そしてスペインで開催の第20回ラス・パルマス国際映画祭では、ジェンダー平等の意識に貢献したとしてCIMA審査員賞を受賞する。
2021年現在は、第3作目のシナリオ改稿と製作準備を始めながら、自身の演技ワークショップで幅広く俳優を求めている。