
【ONE SHOT CINEMA スペシャル】
ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督 国内劇場初公開の2作品
『13回の新月のある年に』『第三世代』を3月19日(火)に一挙上映!
『13回の新月のある年に』
1978年/In einem Jahr mit 13 Monden/西ドイツ/124分
7年おきに来る「月の年」に、新月が13回巡る年が重なると、なす術もなく破滅する者が幾人も現れる―。
エルヴィラは男性から女性へと性転換をした。男装して街を彷徨い、男娼を求めるエルヴィラの「性」。愛への憧憬と不安。孤独。パートナーとの別れ、離別した妻子との対話、幼少期を過ごした修道院のシスターが語る出生の秘密、性転換手術を促した男アントン・ザイツとの再会…、エルヴィラの最期の5日間。
『第三世代』
1979年/Die dritte Generation/西ドイツ/109分
意志と表象としての世界―。彼らも、我々も、もはや何も理解できない。理解しようとはしない。暴力で構成された社会に曝され、支配され、共感し、欲望し、絶望する。現実への無関心。怒りと悲しみとおかしみが横溢するこの世界は、とっくに壊れている。革命への理念を持たず、ただ目先のスリルだけを追い求める「第三世代」のテロリストたち。彼らは企業と警察に利用され、その煽動にのって誘拐事件を起こす―。
【料金】
一般1,400円
学生・シニア・障害者・留学生・特別会員1,100円
※それぞれ作品毎にチケットのご購入が必要となります。