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ミケランジェロ・アントニオーニ レトロスペクティヴ 愛の不毛、彷徨える魂

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ミケランジェロ・アントニオーニ レトロスペクティヴ 愛の不毛、彷徨える魂

イタリア

監督:
ミケランジェロ・アントニオーニ
イタリアが誇る20世紀を代表する巨匠ミケランジェロ・アントニオーニ。
現代人が抱える孤独、愛の不毛を描き、世界を揺るがした初期代表作がスクリーンに甦る!

フェデリコ・フェリーニ、ルキノ・ヴィスコンティと並び称されながら、日本においてはその代表作さえ劇場のスクリーンで観る機会が少なかったイタリアの巨匠ミケランジェロ・アントニオーニ。2024年4月にフランス・パリのシネマテークで開催されたレトロスペクティヴをきっかけに、世界的に再評価が高まる中、遂に特集上映の開催が決定した。
アンドレイ・タルコフスキー、テオ・アンゲロプロス、ジャン=リュック・ゴダール、スタンリー・キューブリック、デヴィッド・リンチ、ブライアン・デ・パルマ、ダリオ・アルジェント、ガス・ヴァン・サント、ウォン・カーウァイに至るまで、その影響を受けた監督たちは枚挙にいとまがない。カンヌ、ベルリン、ヴェネツィアの世界三大映画祭すべてで最高賞を受賞し、ジャン=リュック・ゴダールは「アントニオーニは、現代映画に最も大きな影響を与えた映画監督だ」と称し、マーティン・スコセッシも「好奇心と精密さを兼ね備えた創造的自由の精神を体現する映画作家」と敬愛している。
今回上映されるのは、資本家とその妻、そして妻の元恋人が織り成す愛憎劇をノワール調に描いた長編デビュー作『愛と殺意』、ヨーロッパの三都市を舞台に罪をおかす若者たちの行く末を描いた群像劇のオムニバス『敗北者たち』、トリノで偶然出会った女性5人の不安定な関係性を見つめ、第16回ヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞を受賞した『女ともだち』、アントニオーニの代名詞となる男女の愛の不毛を描き、論争を巻き起こしながらも第13回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した代表作『情事』、そしてアントニオーニ初のカラー作品で、アントニオーニのミューズであるモニカ・ヴィッティ演じる主人公の苦悩を鮮烈な色彩描写で活写し、第25回ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞に輝いた『赤い砂漠』の全5作。
愛の不毛、現代人の不安と孤独…。この機会にぜひアントニオーニの深淵をご堪能あれ。

①『愛と殺意 4K修復版』
ミラノの資本家エンリコは、美しい妻パオラの過去の素行調査を探偵に依頼する。皮肉なことに調査がきっかけでパオラは元恋人グイドと再会、愛のない結婚生活に飽き飽きしていた彼女はグイドとの関係に情熱を取り戻す。エンリコによる調査が進むなか、二人は危険な関係に突き進んでいくことに…。初長編監督作品にして、以後のアントニオーニ作品のテーマとなる人間関係の疎外をすでに描いている。日本劇場初公開。
1950年/原題:Cronaca di un amore/103分/監督・原案・脚本:ミケランジェロ・アントニオーニ/脚本:ダニエル・ダンツァ、シルヴィオ・ジオヴァネッティ、フランチェスコ・マゼッリ、ピエロ・テッリーニ/出演:ルチア・ボゼー、マッシモ・ジロッティ、ジーノ・ロッシ

②『敗北者たち 2K修復版』
パリ、ローマ、ロンドンの三都市で若者たちが引き起こす犯罪事件を描いた群像劇のオムニバス。金銭欲や虚栄心、退屈さから殺人や密輸に手を染める青年たちの姿を通じて、戦後社会に広がる精神的空白と価値観の揺らぎを浮かび上がらせる。犯罪の背景にある疎外感や無気力に焦点を当て、人間の内面を冷静に見つめる視線は、その後のアントニオーニ作品へとつながる重要な特徴となっている。日本劇場初公開。
1953年/原題:I vinti/114分/監督・原案・脚本:ミケランジェロ・アントニオーニ/脚本:スーゾ・チェッキ・ダミーコ、ジョルジョ・バッサーニ/出演:エチカ・シューロー、ジャン=ピエール・モッキー、フランコ・インテルレンギ

③『女ともだち 2K修復版』
ローマの洋装店に勤めるクレリアは支店開店のためにトリノに派遣される。ある夜、宿泊先のホテルの隣室で、自殺未遂で気を失っている女性ロゼッタを発見する。このことをきっかけにクレリアはロゼッタや彼女の友人であるモミナたちと友情を深めていくようになる。絡み合う恋愛、仕事、友情…トリノに生きる女性たちの様々な葛藤を繊細に描き、第16回ヴェネツィア国際映画祭で銀獅子賞を受賞した。
1955年/原題:Le amiche/104分/監督・脚本:ミケランジェロ・アントニオーニ/原作:チェーザレ・パヴェーゼ/脚本:スーゾ・チェッキ・ダミーコ、アルバ・デ・チェスペデス/出演:エレオノラ・ロッシ=ドラゴ、ガブリエル・フェルゼッティ、バレンティナ・コルテーゼ、イヴォンヌ・フルノー

④『情事 4K修復版』
ローマの外交官の娘アンナは友人たちとヨットで地中海旅行に出かけるが、立ち寄った無人島で忽然と姿を消してしまう。残された恋人のサンドロと親友のクラウディアは必死にアンナを探すも見つからず、他の友人たちは何事もなかったかのように日常生活に戻っていく。そんな中、捜索を続けるサンドロとクラウディアは次第に惹かれ合っていく…。アントニオーニの代名詞となる男女の「愛の不毛」を描き、その名を世界に知らしめた代表作。
1960年/原題:L'avventura/144分/監督・原案・脚本:ミケランジェロ・アントニオーニ/脚本:トニーノ・グエッラ、エリオ・バルトリーニ/出演:モニカ・ヴィッティ、ガブリエル・フェルゼッティ、レア・マッサリ

⑤『赤い砂漠 4K修復版』
無機質な工場地帯が広がる海辺の都市ラヴェンナ。夫と子どもと暮らすジュリアーナは数年前の交通事故のショックから立ち直れず、不安障害に悩まされていた。ある日、彼女は夫からコラドという同僚を紹介される。次第に二人は仲を深めていくが、ジュリアーナの精神が安定することはなく…。アントニオーニ初のカラー作品となり、鮮烈な色彩描写でモニカ・ヴィッティ演じるジュリアーナの孤独と苦悩を表した衝撃作。
1964年/原題:Il deserto rosso/117分/監督・原案・脚本:ミケランジェロ・アントニオーニ/原案・脚本:トニーノ・グエッラ/出演:モニカ・ヴィッティ、リチャード・ハリス、カルロ・キオネッティ

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劇場所在地

KBCシネマ1・2

〒810-0071 福岡市中央区那の津1-3-21
TEL.092-751-4268
FAX.092-712-8229

  • ※12/31及び1/1は休館いたします。
  • ※開館時間はスケジュールにより異なります。
  • ※開館から最終上映開始まで、スタッフが電話対応致します。劇場の受付が混雑している際は、お電話が自動音声案内に切り替わる場合がございます。何卒ご了承くださいませ。

アクセス情報

  • 西鉄バス「那の津口(ボートレース福岡入口)」徒歩 約2分
  • 市営地下鉄「天神」徒歩 約10分
  • 西鉄大牟田線「福岡(天神)」徒歩 約15分
  • イオンショッパーズ福岡店 徒歩 約5分

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料金

対象 (※特別興行、一部作品を除く) オンライン 窓口
一般(大人) ¥2,000 ¥2,000
大学・高校生(要学生証) ¥1,200 ¥1,300
中・小学生(中学は要学生証) ¥1,000 ¥1,100
幼児(3~6歳) ¥1,000 ¥1,100
シニア(60歳以上・要年齢証明) ¥1,300 ¥1,400
障がい者手帳ご提示の方(本人および介助者1名まで) ¥1,100 ¥1,200
夫婦50割引(要年齢証明)
※どちらかが50歳以上の場合、夫婦で2,600円でご鑑賞
¥2,600 ¥2,800
レイトショー(20時以降の上映回) ¥1,400 ¥1,500
シネマWEB会員(レギュラー) ¥1,400 ¥1,500
シネマWEB会員サービスデイ(毎週火・木曜日、会員限定) ¥1,200 ¥1,300
シネマWEB会員(シニア) ¥1,200 ¥1,300
シネマWEB会員(ゴールド) ¥1,200 ¥1,300
シネマWEB会員(プラチナ) ¥1,100 ¥1,200
映画の日(毎月1日) ¥1,300 ¥1,400
イイ映画の日(毎月11日) ¥1,300 ¥1,400
ふたりデイ(毎月22日、おふたりでの料金)
※お二人様で2,600円でご鑑賞
¥2,600 ¥2,800
金曜サービスデイ(毎週金曜日) ¥1,500 ¥1,600

チケットのご購入にはクレジットカード(VISA、MasterCard)をご利用いただけます。

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