近日公開作品
11月21日(金)~
映像詩人アルベール・ラモリスの知られざる世界
フランス
- 監督:
- アルベール・ラモリス
今回、『赤い風船 4K』『白い馬 4K』の公開を記念して、3作品の4Kデジタル修正版の一挙上映が実現した。日本初公開となるのは、ドキュメンタリーからキャリアをスタートしたラモリスの劇場長編映画監督デビュー作となる『小さなロバ、ビム』。北アフリカ、チュニジアのジェルバ島を舞台に、ロバと少年たちの愛らしい友情を描く。そして、祖父と少年の冒険旅行に胸が躍る『素晴らしい風船旅行』は、ヘリコプターに耐震装置を付けた「ヘリヴィジョン」を使用して撮影され、フランス全土の風景を気球に乗った主人公の視点で楽しめる。さらに、人間がもし鳥のように自分の翼で空を飛べたならという、人類の永遠の願いを映画化した『フィフィ大空をゆく』。初公開時は日本でも大ヒットを記録したロマンティック・ファンタジーだ。 ラモリスが映画にしたのは、誰もが子供の頃に見ていた夢。映画館の暗闇の中、一瞬で子供時代へと送り込まれた私たちは、あの頃の希望と自由、遊び心とユーモア、そしてまっすぐな瞳を取り戻す。そんなかけがえのない映像体験こそが、ラモリスの起こした“奇跡”なのだ。 『小さなロバ、ビム 4K』 (Bim le petit âne/1951年/フランス/54分) はるか昔、東の国のある島。子供たちひとりひとりがロバを飼う習慣があった。ビムは最も美しいロバで、アブダラがその飼い主だったが、アブダラはとても貧しかった。意地悪な領主の息子メサウドは、美しいビムに一目惚れし、アブダラからビムを奪い取った。連れ去れたビムを取り返そうと、アブダラは勇敢にも領主の屋敷に忍び込むが、護衛に見つかり牢に入れられてしまう・・・。 北アフリカ、チュニジアのジェルバ島で撮影。当初、商業性が薄いと却下されたが、詩人ジャック・プレヴェールに再発見され、ナレーションを追加し公開された。ロバと少年たちが愛らしく輝く、隠れた傑作。 『素晴らしい風船旅行 4K』 (Le Voyage en Ballon/1960年/フランス/83分) パスカルの祖父は学者で、気球を発明し、フランス中を旅する計画を立てていた。なんとしても冒険がしたいパスカルは、こっそりゴンドラにしがみつき、気球に乗り込む。北フランスのベテューヌを出発し、パリを通過、ブルターニュから南へ。次々と災難に見舞われるが、アルプスを越え、ニームで海水浴を楽しむ。しかし、闘牛場での一時着陸の際に、気球はパスカルひとりを乗せたまま空に上がり、みな大慌てする・・・。 ヘリコプターに耐震装置をつけた「ヘリヴィジョン」を使用して撮影。パリをはじめ、フランス全土の風景を気球に乗った人の視点で楽しめる。『赤い風船』と同様に息子パスカルが主人公で、祖父と少年の冒険に心温まる。助監督にジャック・ドゥミが参加。 『フィフィ 大空をゆく 4K』 (Fifi la Plume /1965年/フランス/78分) フィフィは邸宅から時計を盗み、サーカス団に逃げ込む。支配人は彼を警察には突き出さず、鳥人間に仕立てようとする。背中に羽をつけ空中を飛ぶ危険な演目だ。団員のミミに一目惚れし練習をはじめたフィフィは、空中を飛べるようになり、天使のふりをして時計を盗みミミにプレゼントをする。しかし、ミミに想いを寄せる猛獣使いと喧嘩になり、サーカスは崩壊。警察の追跡がはじまり、フィフィは空高く舞い上がる・・・。 人間がもし鳥のように自分の羽で空を飛べたなら・・。神話のイカロスの夢を再現。監督が12年間もアイデアを温めて製作した夢とユーモア溢れるロマンティック・ファンタジー。公開時には日本でも大ヒットを記録した。
11月21日(金) 金曜サービスデイ
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フィフィ 大空をゆく 4K
映像詩人アルベール・ラモリスの知られざる世界
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小さなロバ、ビム 4K
映像詩人アルベール・ラモリスの知られざる世界
11月22日(土) ふたりデイ
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小さなロバ、ビム 4K
映像詩人アルベール・ラモリスの知られざる世界
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17:05
~ 18:00
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素晴らしい風船旅行 4K
映像詩人アルベール・ラモリスの知られざる世界
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15:30
~ 16:55
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11月23日(日)
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フィフィ 大空をゆく 4K
映像詩人アルベール・ラモリスの知られざる世界
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17:00
~ 18:20
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11月24日(月)
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小さなロバ、ビム 4K
映像詩人アルベール・ラモリスの知られざる世界
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16:45
~ 17:40
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11月25日(火) シネマ会員デイ
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小さなロバ、ビム 4K
映像詩人アルベール・ラモリスの知られざる世界
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16:35
~ 17:30
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素晴らしい風船旅行 4K
映像詩人アルベール・ラモリスの知られざる世界
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15:05
~ 16:30
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劇場案内 THEATER INFORMATION
劇場所在地
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KBCシネマ1・2
〒810-0071 福岡市中央区那の津1-3-21
TEL.092-751-4268
FAX.092-712-8229
- ※12/31及び1/1は休館いたします。
- ※開館時間はスケジュールにより異なります。
- ※開館から最終上映開始まで、スタッフが電話対応致します。劇場の受付が混雑している際は、お電話が自動音声案内に切り替わる場合がございます。何卒ご了承くださいませ。
アクセス情報
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- 西鉄バス「那の津口(ボートレース福岡入口)」徒歩 約2分
- 市営地下鉄「天神」徒歩 約10分
- 西鉄大牟田線「福岡(天神)」徒歩 約15分
- イオンショッパーズ福岡店 徒歩 約5分
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料金
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対象 (※特別興行、一部作品を除く) オンライン 窓口 一般(大人) ¥2,000 ¥2,000 大学・高校生(要学生証) ¥1,200 ¥1,300 中・小学生(中学は要学生証) ¥1,000 ¥1,100 幼児(3~6歳) ¥1,000 ¥1,100 シニア(60歳以上・要年齢証明) ¥1,300 ¥1,400 障がい者手帳ご提示の方(本人および介助者1名まで) ¥1,100 ¥1,200 夫婦50割引(要年齢証明)
※どちらかが50歳以上の場合、夫婦で2,600円でご鑑賞¥2,600 ¥2,800 レイトショー(20時以降の上映回) ¥1,400 ¥1,500 シネマWEB会員(レギュラー) ¥1,400 ¥1,500 シネマWEB会員サービスデイ(毎週火・木曜日、会員限定) ¥1,200 ¥1,300 シネマWEB会員(シニア) ¥1,200 ¥1,300 シネマWEB会員(ゴールド) ¥1,200 ¥1,300 シネマWEB会員(プラチナ) ¥1,100 ¥1,200 映画の日(毎月1日) ¥1,300 ¥1,400 イイ映画の日(毎月11日) ¥1,300 ¥1,400 ふたりデイ(毎月22日、おふたりでの料金)
※お二人様で2,600円でご鑑賞¥2,600 ¥2,800 金曜サービスデイ(毎週金曜日) ¥1,500 ¥1,600 チケットのご購入にはクレジットカード(VISA、MasterCard)をご利用いただけます。
